『諦める力』を読んで、気持ちが楽になった。

為末さんの著書『諦める力』を読んでみました。

気持ちのコントロールが上手くできず、イライラと鬱々が激しかったので、他のセミリタイアブログを読みまくっている中で見つけた本です。書評を見る限り、今の自分には必要そうな内容だったので、普段はアマゾンや楽天で買うんですけど、すぐに読みたくて本屋に買いに走りました。

結論から言うと、この本を読んで気持ちが楽になり、買ってよかったです。

気になったところはすべてラインマーカーで線を引いています。これでブックオフとかに売りに出すことはできませんけど…。(苦笑)

いくつか心に残ったところを引用して書きます。

人生は可能性を減らしていく過程でもある。年齢を重ねるごとに、なれるものやできることが絞りこまれていく。(p.34)

まさしくいまこれを感じています。30代に入り、20代の頃とは自分の体のコントロールがきかなくなってきていたり、昔ほど好奇心がなくなってきている自分がいます。惰性というか、自分の限界を知るという感じでしょうか。昔なら、会社をでかくして上場をするとか真剣に考えていました。

でも、いまはそんな気持ちは一切ありません。小さくていいから、独りで自由に生きていきたい。面倒くさいことから解放されたいし、自分の好きなことを好きなだけやれたらいいなって思います。

競技人生の前半においては、意味のある人生にしたい、意味のあることを成し遂げたいという思いが強い動機になっていた。でも、メダルを取ったころからふと冷め出した。僕の母が毎日近くの山にのぼることと、僕が世界で三番になることの本質的な違いがわからなくなったのだ。

意味を見出そうと一生懸命考えていくと最後には意味なんてなんにもないんじゃないかと思うようになった。人生は舞台の上で、僕は幻を見ている。人生は暇つぶしだと思ってから、急に自分が軽くなって、新しいことをどんどん始められるようになった。(p.73)

人生は暇つぶし。っていう表現がすごくいいですね。

人生を意味のあるものにしなければいけないなんていうことを考えていたけど、全然、そんなことが思い浮かばない。それができない自分はダメ人間なんだと思っていましたが、為末さんですら、人生の意味がわからなくなり、意味なんてないという領域に達したわけです。

人生に意味があると考える人もいるでしょうが、僕はないという考えのほうがすごく楽になりました。ただ、自分が好きなことを自由にやるという人生でいいんだなって、思えてよかったです。

諦めることは周囲から気にかけてもらえない状態に平気になるということでもある。人にかまってもらえないのは寂しいけれども、どこか気持ちがいいところもある。そのぐらいの覚悟を持つことだ。(p.87)

人の顔色をずっとうかがい続けることにつかれてしまいました。僕はいい人であることが求め続けられた人生だったなと思って、もうそれが限界にきてしまったんだとおもいます。もう、他の人の評価を気にして生きることはしんどいのです。だから、もうそれはやめて、そのためにセミリタイアをして、自由になろうと決めたんです。それまでの過程で他者のごきげんどりとかはやります。それが自分の目標にいち早く到達する方法であるなら。

「測る」とは、勝利条件の設定にほかならない。どうすれば勝ちなのかが決まって初めて戦略が生まれる。社会や人生における勝利条件として万人に共通なものはない。だから自分や組織で決めるしかない。(p.128)

他人の評価や軸で「自分を測る」ことをしていたので、息苦しくなったし、どういうふうに生きればいいのかわからなくなっていました。でも、今は誰にも関わらずに独りで自由になれる権利を手に入れるということが僕の勝利条件です。

セミリタイアをできることで独りで自由になれる権利が手に入ると考えています。経済的な自由を手に入れることで、自分が自由になれる。独りでいてもいいし、必要に応じて人に関わってもいい。ただ、自分が自分の意志で選ぶということが僕にとっては重要な事なんです。

努力には、「どれだけ」がんばるか以外に、「何を」がんばるか、「どう」がんばるか、という方向性があるということだ。(p.141)

闇雲に努力しても意味がありませんよね。セミリタイアをするために必要なことは、仕事をすることじゃなくて、自分が死ぬまでに困らないお金を生み出す仕組みを手に入れることです。

そう考えると、別にいまの仕事に固執する必要はなくて、投資やビジネスの仕組みを作ることを頑張ればいいんだなと思えます。

自分はどこまで勝ちたいのか、そのうえで何を成し遂げたいのかを考えておくべきだ。そうすれば「上には上が」などと言われても、涼しい顔で「自分はこれで満足だ」といえるはずである。(p.150)

僕は転職を何度もしていますが、ずっとWeb関係の仕事をしてきました。最先端のマーケティングを学んで、Web業界の人間の中で評価を高めることに固執していたこともあります。でも、セミリタイアをすることとWeb業界で有名になることはイコールではないし、絶対条件でもない。

そう考えると、Web業界で最先端のことを学ぶよりも、今ある知識でお金を稼ぎ、セミリタイアをするための投資の勉強を始めることのほうが大事なんだと思いました。もういいんです。これ以上、最先端のことを追いかけるのはしんどいから。

僕は自由になりたい。独りで自由に面倒くさいことをしなくてもすむだけの経済的な自由を手に入れたいんです。

やらなくてもいいことはやらない、つき合わなくてもいい人とはつき合わない。そう割り切ると、思いもしなかった自由さが手に入った。

自由になることは、財産が増えていくことと反比例するような気がしている。できることなら、ほどんどのことをまっさらにしておきたいくらいだ。僕たちは生きていかなければならない。生きていくためのサイズを小さくしておけば、やらなければいけないことが減っていく。何かをやめることも、何かを変えることも容易になっていくのだ。(p.223)

本当にこれ。

僕は他の人の目が気になりすぎて、やらなくてもいいことをやり、つき合わなくてもいい人と付き合っていました。いい人であること、いい顔をすることが大事で、そうすることが周りから求められていると勝手に思い込んでいました。正直、誰も求めてもいないんですけどね。(笑)

ほんと、バカだったなと思います。実はいつもフェイスブックが気になって、他の人のタイムラインを覗きこんだり、自分が他の人と違ったことをタイムラインに書き込めるように頑張っていました。でも昨日、今日とフェイスブックを見ることをやめていたら、すごく気分が楽でした。

他人のことを過剰に気にして、誰も気にしていない自分のことを一生懸命に取り繕っていました。ほんとバカですね。でも、やめてスッキリしたことに気づけたので、良かったと思います。

まとめると、僕は独りで自由になりたいから、セミリタイアをすることを目的にしています。

そのために、種銭となるお金を稼ぎ、稼ぐためなら今までどおりいい顔もするし、いい人も演じます。でもそれは種銭ができるまでの話です。種銭ができたら、投資をはじめていい人を演じることをやめます。今まで付き合ってきた人とも縁を切ります。

そして、セミリタイアをして、自由に生きていきます。その後のことは、その時になってから考えます。

ブログランキングに参加中ですので、記事の内容がよかったらクリックをしてください!

“『諦める力』を読んで、気持ちが楽になった。” への2件のフィードバック

  1. 自分の目標ややるべきことがわかったら、他人なんてどうでもよくなりますよね。
    付き合いの飲みとかバカバカしくていく気がしません。自分が飲みたいときだけ、飲みたい人と行くことにしています。
    これで本当におカネが貯まります。

    • カズ より:

      ほんとそうですねー。
      最近は、僕も飲みに行かなくなったので、お金が貯まり始めました。
      早く貯めて、悠々自適な生活をします。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ